活性酸素と病気
みなさんは「酸化」という言葉からどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
鉄がさびる、りんごが茶色くなる、といった反応はまさに酸化反応が起きている証拠です。
この酸化作用が、私たちの体の中でも起こっていることをご存知ですか?
最近よく耳にするようになった「活性酸素」。
活性酸素とは、通常の酸素に比べ物を酸化させる力が強い酸素のことを指します。
活性酸素が私たちの体に多く発生すると、私たちの体の中で酸化作用が起こり、いわば体の中にさびが発生する、という状態が生まれるのです。
細胞が酸化するということは細胞が異変する、ということでもあります。
細胞が異変を起こすと細胞本来の働きを果たさなくなったり、細胞が異常な働きを始めたりすることがあります。
そしてこの活性酸素が遺伝子(DNA)を直接傷つけてしまい、結果がんをも引き起こすことにもなりかねません。
また、血管が酸化すると血液の流れが悪くなったり、詰まりやすくなったりすることも考えられます。
血管をホースだと考えてみると、想像するのは簡単。流れの悪いホースは水が詰まりやすく、詰まったホースは水圧で弾けやすいものです。
つまり、血管の血液が詰まることによって起こる脳梗塞や心筋梗塞、高血圧などの原因になりやすいことがわかるでしょう。