西洋医学と予防医学
今回は、現在の主流である「西洋医学」について、がんを例にあげて考えて見ましょう。
抗がん剤や放射線による治療は、一定の効果をあげていると言われ、日本の多くの病院でも一般的な治療法としての地位を確立しています。
しかし、抗がん剤や放射線による治療は人が本来持っている自然治癒力(免疫力)に多大なダメージを与えているのです。
このことは、実際に医療現場でがん治療を行っている医師たちも認めていることです。
抗がん剤や放射線はがん細胞を叩くものであり、がんを押さえ込むある程度の効果はありますが、このとき正常な細胞までもを一緒に叩いてしまうため、激しい傷みが生じたり、頭髪が抜け落ちてしまったりするのです。
がん治療を行った結果、がん細胞を叩くことには成功したけれども、正常な細胞までもを一緒に傷つけてしまったために患者が死んでしまった、ということも起きてしまいます。
また、がんの治療においては摘出手術も多く行われます。摘出手術の目的は、悪性の腫瘍を取り除くことです。
しかし、悪いものをとってしまったからといって、その発生原因を突き止めないままでは、一時的には健康を回復したとしてもいつまた再発するか知れません。
これからの医療が進むべき道は、悪いものを取り除いたり症状を取り除いたりするだけではなく、「どうして病気になったのか」という原因を知ること、日ごろから私たちの体に元々備わる免疫力を強化し病気になりにくいとともに、病気になってもすぐに治る体作りを基本とする予防医学を上手に取り入れていくという方向なのではないでしょうか。